水泳と英語。

アベノミクスと聞いても輸出企業と公共工事関連以外は、人口減少と高齢化で閉店が続くシャター街の状況で寂しい限りですが、不平や不満を並べても心は病むばかりですので、身を縮めてお金を使わない方法で前向きな心を維持すべく、水泳の技術的泳法向上を考えて体を動かし、店が暇な時間は未来への不安しか考えないので、DVDで英語の勉強に取り組むようにしています。

何事も簡単にモノに出来ないことの方が、意外とお金がかからない事に繋がっていて、モノにできた時の喜びは格別なものです。

今取り組んでいるDVD(九枚で三千円)は娘の婿さんに勧められたもので、NHKで放送した『フレンズ』というアメリカの若者男女五人のトレンディードラマです。 

発音が早く聞き取れない連続ですが、辞書を片手に字幕を英語にして、一時停止で調べます。 

英語は多義語と比喩が多く悪戦苦闘の連続ですが、高齢で忘れ易いために九枚で二年以上は暇つぶしができます。

英語の勉強で一番の収穫は、文化の違いや年代の違いによる考え方の違いに気付かされる事が多く、島国的な考え方と大陸的な考え方の違いや、農耕民族的考え方と狩猟民族的考え方の違いなど、視野を広げることにも繋がっているように思います。 

フレンズは訛りのない正統派英語と勧められた意味が良く判るほどに英語耳を作るのに適していると実感しています。

水泳は七十歳まで二〇〇m個人メドレーを力ではなく技術で泳ぐことを目標にしていますが、技術を磨くと綺麗に楽に泳げひと掻きで普通の人の倍進むようになります。

正しい姿勢を維持するために腹筋と背筋の衰えを補う必要性も思い知り、六十二歳の誕生日から腹筋と背筋と、故障を防ぐために関節を柔らくするストレッチを夕食後に二十分程やっています。

には『死ぬまでの暇つぶし、私を見送られるように頑張れ』と励まされています。