女が強くなった?

不況とデフレが続き民意が問われていると思うのですが、選挙の投票率は下がる一方ですが、これでは組織票が歩留りを上げて癒着社会が一層進み、民主主義は形だけで正しく機能しなくなります。  

戦後、女と靴下が強くなったと言われた時代が有りましたが、私は男が下がった為に女性が強くなったように見えた面も有ったと思っています。 私は政治家を選ぶ国民のレベルが下がった為に、選ばれる政治家のレベルが下がって今の閉塞した社会になったのでは? と思っています。 

努力した者が報われるのではなく、利権に上手く乗り・要領良く生きている者が幅を効かしています。 

どの業界でも2世が花盛りですが、機会の平等を無くした社会から活力が失われて行くのは必然で、これも選んだ方の責任が半分は有ります。 

夫婦もお互いに相手を選んだ責任を半分背負っていれば、相手と近づき合えるのでは? と思っています。

凶悪犯罪の記事を見る度に『機会の平等』に絶望し、追い詰められている人達が増えているのを実感させられます。

若者が夢や野心を持てるような社会になって、学歴より人間性で敗者復活を認める社会になって欲しいと思いますが、最近は最低限の勉強もしない子供が異常に増加しています。 

活力ある社会は30代の人達が多く・豊かであるのが必須と何かに書いてありましたが、子育ても含め1番お金を消費する世代であることが確かです。

今の日本はその30代の若者が疲弊していて、正規社員でない人達も沢山います。

シルバー民主主義という言葉が有りますが、若者が荒廃した社会で、老人が安心して暮らせる場所はないのです。

草食系という言葉が現すように、男が弱くなったとつくづく思います。