知的肺活量。

少子化・デフレ・政治不信の悪い事ばかりのようですが、何語にも原因があり少子化は非婚の増加と教育費の高騰と不況による子供の生産調整です。 

デフレ不況は核家族化の限界と欲しい物がなくなってきた時代の証もあるでしょう。

政治不信は日本人全員の責任で、今の中国人を見れば判るように『金・物・地位』だけを目標に日本人全員が突っ走って来た象徴が実は政治家の姿で、選ぶ方のレベルが下がれば選ばれる政治家のレベルが下がるように、衆愚政治は国民の姿を鏡に写したようなものです。

今の子供が勉強をする意味を見失っているのは、子供の責任ではなくて、大人が間違った考えを発信していたからです。 勉強は試験でいい点を取ることが目的ではなく、その過程の中で考えた脳の脳力を上げる事が目的で、人生で何か問題が起きた時のような『どうしたらいいか困った時』に何故それが起きたのか? 原因を考え、どうしたらいいのか? を判断する為で、そのためには勉強や本を読んで知的肺活量を上げておかないと、自分が幸せになる為の適切な判断と選択ができないからです。

結婚や恋愛でも出発点がお互いが相手を幸せにできるか? より、自分の幸せを優先してのお金や物からの発想が多いように思います。 

お互いの関係を活かし育てる方法は、知恵から生まれるものですが、知恵はお互いの関係を俯瞰して見る客観性を持たないと生まれてきません。 

所得や家などの物も大切な要素であることを否定しませんが、順序が逆では、お互いの不満だけが増大するだけです。 

自分の嫌なものも含めて自分を愛せない人は、相手の嫌な部分も含めて相手を愛せないですし、そしてそこには対等な関係が存在しなければ本当の愛に育たないと思います。 

私もそんなことに気付くまでに随分時間がかかりましたが、実践への過程を楽しむ余裕を持つと家に笑いが増えます。